プロローグ
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2月のとある日にままぴっぴから厳命がくだされた。
「3月までにお庭に花壇をつくってね!そんなに大きくないのでもいいから。」
その表情から判断するが、意外にもまじめな様子である。
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おいらの中での『土いじり』ってまだまだ若輩浅学なのではないかということで、どうしても敬遠してしまう。
自分が第三者として考えても、そんな姿を想像すらできないというのが率直な所かな?
「花壇って難しく考えずとも土の中にレンガを半分埋め、それを横に連ねるだけでできるよ」と、
妹のだんなさんが言ってたのを思い出した。ままぴっぴにそのお手軽花壇のことを話すると
『そんなんでもいいよ』とおいらに急かすように了解のサインを出したがる。
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思えばこの言葉がすべての始まりになる。
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『このぷっぽこままぴっぴめ。おいらがいろんなことにとことん深層の奥深くまではまりやすい
性格だってのを知ってるのかな』『またおいらが人一倍、もののふとしての一分を傷つけられることに
嫌悪感を催し、臥薪嘗胆な男だってのを知ってるのかな』と負けず嫌いな思いで頭の中はいっぱいになり、
『こんなおいらが並べるだけの花壇を作っては名折れになるじゃないか?』
と、とうとうあってはならぬ結論を出してしまった。
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「ままぴっぴ!次のお休みにナフコ(近所にあるホームセンターでその道の職人さんたちも御用達の品揃え)
に行かないかい?(ちょっと『ツルモク』のしょーた風で)」
『庭づくり』というガーデニングのバイブルを片手にホームセンターに家族総出で行くことになった。
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